ビジネスフォンの不正アクセスにご注意!!
お客様へ
改めまして明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
さて、新年早々物騒な話で恐縮なのですが、皆様にご注意頂きたい事象が発生しておりますので、お知らせいたします。
ここ最近中小企業などを狙った、電話のハッキングによる高額請求事例が発生しているようです。2022年仕事始めより弊社お客様の中にも数件この様な事例が発生し、緊急の対応案件となっています。
実際にある国に対して国際電話をかけた事になっており、中には250万円の請求があったと言う話もあるようです。幸い弊社のお客様は電話会社から、頻繁に国際電話がかけているが大丈夫ですか?と言った問い合わせが来て発覚。大事には至らなかった様です。ただ発生してしまった料金に関しては、現在電話会社と協議中とのこと。
実はこの事象、かなり前から発生していることが確認されており、総務省でも数年前から注意を呼び掛けています。
総務省 情報サイトURL
https://www.soumu.go.jp/menu_kyotsuu/important/kinkyu02_000191.html
ハッキングの概要と対策
主な原因はビジネスフォンの主装置やPBXのID・PWが初期設定のままという事が多いようです。「0001」や「1111」などの簡単なパスワードが使われているところがハッキングにあっています。またもう一つ大きな要因として、主装置のファームウェア(主装置を制御しているソフトの事)が更新されていないのも大きな要因だそうです。
対策としては、ファームウェアーのバージョンアップとID・PWの変更で対応。ID・PWに関しては定期的な変更が望ましいと総務省が推奨していますが、正直中々難しいと思います。
また、同時に現在ビジネスフォンは会社のネットワーク機器の一部にもなっていることが殆ど。その場合、ネットワークの保護をするUTM(ファイアウォール)を導入することも防御手段の一つです。
ファームウェアのアップデートで電話回線からの保護、UTMでネットワーク側からの不正アクセスから守ることができます。同時に行う事が大切です。
皆様転ばぬ先の杖、一度ご確認お願いします。
「そんなの解らないよ!」と言うお客様はすぐに文寿堂にご連絡ください。
お電話 03-3948-6631
受 付 平日 午前9時から午後5時まで
※ 担当者が不在の場合は折り返しのご対応となりますのでご了承ください。